“水溶性”食物繊維の話
食物繊維には不溶性と水溶性があります。
働きについては、以下のイラストが非常にわかりやすいです。つまり、不溶性食物繊維は数倍から数十倍に堆積を増加させて腸壁を刺激する働き(膨潤性)があり、水溶性食物繊維は水分を吸収して便をやわらかくする(保水性)の役割があります。

この働きを考えると、たしかに双方を摂取する必要がイメージできます。
実際、その望ましい割合は 不溶性2:水溶性1 と言われています。しかし、厚生労働省によると、日本人の平均摂取の割合は 不溶性4:水溶性1 だそうです。そもそも、現代の日本人の食生活においては、水溶性食物繊維が不足になりがち、といえます。
一方、麻の実は食物繊維が多い(麻の実パウダーは約20%が食物繊維)のですが、その98%は不溶性。したがって、特に、意識して水溶性食物繊維を採る必要があるといえます。

以下は、水溶性食物繊維が多い食品一覧です。摂取する不溶性食物繊維量に応じて摂取することを心がけましょう。

(参考)食物繊維バランスがよいオートミールを用いた商品にシリアルバーはおすすめです。

その他、スイーツレシピとして以下紹介しております。